Webカメラが正常に動作しない場合の対処方法 |
内蔵Webカメラが正常に動作しない、カメラが映らないなどの現象が発生する場合は、ここで案内する対処方法の各項目を順に行い、現象が改善されるか確認してください。
※ Windows のアップデート状況により、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。
内蔵Webカメラが正常に動作しない場合は、以下の対処方法を行ってください。
パソコンによっては、Webカメラに物理的なカメラシャッターが備わっている機種があります。カメラ映像が真っ黒な場合は、シャッターがクローズになっている可能性があります。
■スライドスイッチが存在する場合
スライドスイッチを右に動かして、シャッターをオープンの状態にしてください。
詳細は、下記画像を参照してください。
補足
物理的なスライドスイッチのため、カメラシャッターは自動的に切り替えは行われません。手動で動かしてください。
パソコンによっては、キーボードで、Webカメラのオン/オフを制御できる機種があります。オフの場合は、カメラが映りません。
例:カメラアプリでカメラ機能がオフの状態
■キーボードの「F8」キーの絵柄がカメラマークの場合
「Fn」キーを押しながら「F8」キーを押して、カメラのオン/オフを切り替えてください。
※上記のキーが無いパソコンでは操作できません。
デスクトップのパソコンのみ。
ノートパソコンの場合は、次のステップに進んでください。
上部ベゼルにカメラが内蔵されていない機種では、カメラの収納状態を確認します。
収納されていると、カメラが映らない、もしくは、背面から撮影している状態になります。
■収納解除するには
背面から引き起こすタイプと、上から押してカメラを出すタイプがあります。
下記画像のように、カメラ部分が出ている状態(収納解除)にしてください。
例:下記画像は、カメラが引き起こされている状態の正面です
パソコンを再起動してください。シャットダウンではありません。
パソコンを再起動後、カメラの動作が正常なのか確認してください。
Windows 10の場合、「スタート」→「電源」→「再起動」の順に選択してください。
※ Windows 7 / 8.x の再起動方法については以下を参照してください。
Windows 8 / 8.1 の場合
Windows 7 の場合
Webカメラを使用する場合は、設定で各アプリを有効にする必要があります。
各アプリを有効にするには、以下の操作手順を行ってください。
ご利用のOSを選択してください。
「スタート」→「設定(歯車)」の順にクリックします。
「設定」が表示されます。
「プライバシー」をクリックします。
画面左側から「カメラ」をクリックし、右側の「アプリがカメラにアクセスできるようにする」欄のスイッチをクリックして「オン」にします。
「カメラにアクセスできるアプリを選ぶ」欄の一覧から、任意のアプリのスイッチをクリックして「オン」にします。
ここでは例として、「Skype」をクリックします。
画面右上の「×」(閉じる)をクリックし、画面を閉じます。
以上で操作完了です。
任意のアプリを起動して、カメラが使用できることを確認してください。
画面右下隅をポイントし、マウスポインターを上方向へ移動させます。
チャームが表示されたら、「設定」をクリックします。
補足
「Windows」キーを押しながら「C」を押すことでも、チャームを表示させることができます。
「PC設定の変更」をクリックします。
「プライバシー」をクリックします
画面左側から「Webカメラ」をクリックし、右側の「アプリで自分のWebカメラを使うことを許可する」欄のスイッチをクリックして「オン」にします。
「次のアプリでWebカメラを使うことを許可する」」欄の一覧から、任意のアプリのスイッチをクリックして「オン」にします。
ここでは例として、「Skype」をクリックします。
以上で操作完了です。
任意のアプリを起動して、カメラが使用できることを確認してください。
利用しているアプリ側に問題が発生している可能性もあります。
利用アプリを削除して、追加しなおすことで改善するか確認してください。
アプリの追加/削除を行うには、以下の情報を参照してください。
アプリケーションの追加や削除を行う方法
補足
Zoomなど、パソコンに元々入っていないアプリの追加方法や初期設定は、各アプリの提供元にご相談ください。
デバイスマネージャーで、内蔵のカメラドライバーを再インストール(入れ直し)で改善するか確認します。
カメラドライバーを再インストールするには、以下の操作手順を行ってください。
「Windows」キーを押しながら「X」キーを押し、表示された一覧から「デバイスマネージャー」をクリックします。(スタートボタンを右クリックでも同じメニューは開けます)
※ Windows 7 / 8.x でデバイスマネージャーの表示方法は以下を参照してください。
Windows 8 / 8.1 の場合
Windows 7 の場合
「カメラ(またはイメージング デバイス)」をダブルクリックし、カメラ関連のドライバー一覧を表示します。
表示された一覧から内蔵カメラドライバー(Intel(R) RealSence...※機種により異なります)を右クリックして、「デバイスのアンインストール」をクリックします。
「アンインストール」をクリックします。
補足
「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します。」のチェックボックスが表示される場合は、チェックは入れないでください。
「デバイスのアンインストール」画面が表示されるので、しばらく待ちます。
アンインストールが完了し、一覧からカメラドライバーが削除されたことを確認します。
左下の「スタート」→「電源」の順にクリックして「再起動」します。
パソコンを再起動後、カメラの動作が正常なのか確認してください。
※ Windows 7 / 8.x の再起動方法については以下を参照してください。
Windows 8 / 8.1 の場合
Windows 7 の場合
正常に動作していたときの復元ポイントに戻すことで、改善するか確認してください。
※ 正常に動作していた時点の復元ポイントが作成されている必要があります。
以下のように、復元ポイントが存在しない、または、無効の場合には、復元はできません。
■復元ポイントが存在しない場合の画面
■復元機能が無効の場合の画面
システムの復元を行うには、以下の情報を参照してください。
Windows 10 の場合
Windows 8 / 8.1 の場合
Windows 7 の場合
上記の対処方法を行っても正常に動作しない場合は、パソコンの再セットアップを行うことで問題が解決することがあります。
※ 再セットアップを行うと、パソコンが購入時の状態に戻るため、保存しているデータや設定は削除されます。
再セットアップメディアを使用してパソコンの再セットアップを行うには、以下の情報を参照してください。
Windows 10 の場合
Windows 8 / 8.1 の場合
Windows 7 の場合